見えない所にこそ最大限のこだわりを。確かな技術で安心の暮らしを支え続けます。
私たち島津組は、創業以来いつもお客様にご満足いただける住まいづくりを心掛け、一邸一邸を大切に実績を積み重ねて参りました。
そして、永年培った匠の技と暮らしやすさへの高いこだわりにより、多くのお客様から高い信頼をいただいてきました。
さらに近年では、最新の技術を積極的に導入して住宅のゼロエネ化を進め、地球環境に配慮したエコロジーな住まいづくりを実現しております。
STEP1:耐震性
基礎 耐震等級3
木造住宅の耐震等級には1〜3の段階があり、3が最も厳しい基準となっています。
また基礎工事には点で支える「布基礎」と面で支える「ベタ基礎」があり、島津組では「ベタ基礎」かつ耐震等級3仕様の地震に強い基礎を標準に採用しています。
エンジニアリングウッド
島津組では建物を支える柱や梁の構造部材にエンジニアリングウッドを採用しています。
エンジニアリングウッドとは、木片を接着成型した強度特性が計算・評価・保証された加工木材のことです。樹種や乾燥のさせ方によって強度のバラツキ、変形の多い無垢材に比べて信頼性の高い製品です。
強度は無垢材と比べて平均で1.5倍程度あるため、耐震性を向上させます。
無垢材としては用いることができない小さな部材や廃材、節などをもつ材でも加工することにより、木の特性や性質は活かしながらも無垢材の弱点を克服して強い材に仕上げ、製造時のエネルギー消費も少ないことから環境に優しい材料でもあります。
ストローグ*
日本で建築されている大多数の木造住宅が在来軸組工法と呼ばれる工法です。島津組も会社設立以来、在来工法で建築してきました。
近年エンジニアリングウッドと共に、構造強度で信頼性の高いドリフトピン接合の生産体制が整い、より頑丈な住まいづくりが可能になったことを受けて、島津組ではストローグを採用することとなりました。
*ストローグとは:株式会社ストローグの商標です
STEP2:快適性(Clasimazu Passive design)
パッシブデザインとは、冬は断熱性・気密性を高めて日射熱を採り入れる。夏は日除けで室内を涼しくする。風通しを考える。自然光を採り入れて部屋を明るくする。住まいの周りにある自然エネルギーを最大限に活用・調節できるように工夫をすることで、ちょっとだけ冷暖房機に助けてもらいながら、我慢しないでも快適に過ごせる心地のいい住まいづくりをするための設計手法のこと。
1.冬のPassive(断熱・気密+日射熱利用暖房)
まず住まい全体の保温性能を高めることが最も重要です。そのために壁・天井・床・窓の断熱仕様を考え、一定以上の気密性能を確保します。
次はできるだけたくさんの日射(太陽熱)を採り入れることです。冬でも南側の窓からは電気ストーブ3台分に相当する熱が入ります。いわゆる高気密・高断熱住宅とパッシブデザインの最大の違いは、建物性能の向上だけでなく、敷地特有の太陽光の入り方や風向きのことも考えながら設計するところです。
2.夏のPassive(日射遮へい・自然風利用)
まずはできるだけ夏の強い日差しを室内に入れないことが重要です。ここが不十分だと、どうしてもエアコンに大きく頼る住まいになってしまいます。そのために庇や軒の深さを考え、日除け効果の高い装置を窓まわりに設置することがポイントになります。
次は風通しです。敷地によく吹く風向きを把握し、建物の中での風の流れを考えながら窓の配置や大きさ、開き方を決めることが重要です。風通しの善し悪しは、夏だけではなく春や秋といった季節での心地よさも左右します。
3.明るさのPassive(昼光利用)
たくさん窓を設ければ明るい住まいになるのは当然ですが、そうすると冬には熱が逃げやすく、夏には日差しが入りやすくなってしまいます。採光や外観デザインとのバランスも考えながら、すべての部屋に自然光が入るように、吹き抜けを設けて光を導いたり、欄間や室内ドアから光を通す設計の工夫を検討します。
Clasimazu Passive Designは、外の環境をシャットアウトするのではなく、自然の恩恵を受けながら無理なく快適に暮らすをコンセプトに住まいづくりに取り組んでいます。キーワードは「高級ではなく上質な住まい」の提供。当社のこだわりに興味を持っていただけましたら、また足を運んでください。
ぜひお待ちしております。